1994年。日本プロで全盛期真っ只中の尾崎将司と激烈な優勝争いの果て、最終ホールバンカーからパターで打つ奇策で辛くも逃げ切り。「死ぬほどのプレッシャーだった」とその時のことを振り返る合田プロに、プレッシャーとの付き合い方を聞いてきた。
![画像: さっそく聞いてみよう!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/05/06/f0d125a894c349d55587a5053e6006227b98039b_xlarge.jpg)
さっそく聞いてみよう!
人は人。自分は自分。それを忘れずに。
![画像: 他人のミスを願うと、期待したようなミスをしなかったとき落胆してしまう。それは本来しなくてもいいはずの落胆。他人は他人、自分は自分だ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/05/06/1cbef4a5b6fba621726f7d444b1b3be4f828da06.png)
他人のミスを願うと、期待したようなミスをしなかったとき落胆してしまう。それは本来しなくてもいいはずの落胆。他人は他人、自分は自分だ。
まず合田プロが語ってくれたのは、人の失敗を喜ばないということ。仕事でも、ライバルの失敗を願って得することってないですよね。ライバルが最高の仕事をする前提で、それを上回る。それが
肝心なのかも。難しいけど。
集中力は「有限」だ!
![画像: 1ラウンドに使える集中力には限りがあるのだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/05/06/722b98d60d9fe057812811ff8e6910fc11aff706_xlarge.jpg)
1ラウンドに使える集中力には限りがあるのだ。
スタートホールのティショットから、18番ホールのパットまで、すべてのショットに集中し続けることは不可能。集中力は体力同様有限のリソースなのだ。ではどうすればいいか。
伝説のプロの金言、ここに甦る。
![画像: これは、実際に合田プロが言われた言葉だという](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/05/06/48dc7cde02988639c002cd35f76fcbc944c15bd6_xlarge.jpg)
これは、実際に合田プロが言われた言葉だという
優勝争いのプレッシャーの中、集中力はあっという間に枯渇する。その限られたリソースは、本当の本当の勝負どころである上がり3ホールまで温存すべき。
緊張しているほど重要になるモノ――リズム
![画像: 緊張していないときはリズムもカタチも重要。緊張感では「リズムだけ」が重要だという](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/05/06/114e48bf20c0e82d7b8f5e20bd46cfe86cd4df84_xlarge.jpg)
緊張していないときはリズムもカタチも重要。緊張感では「リズムだけ」が重要だという
プレッシャーに負けないたったひとつの「ルール」がある。
![画像: スウィングのスピードは人それぞれでOK。上げる:下ろすが1:1であることが重要だ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/05/06/a7f59776e0d9494064df841bee1ae06821c5151b_xlarge.jpg)
スウィングのスピードは人それぞれでOK。上げる:下ろすが1:1であることが重要だ
極度のプレッシャー下で優勝を遂げた合田プロの教えは、やはり説得力十分だった。レベルは違えど、我々のゴルフでもベストスコア更新のかかったパットや、絶対勝ちたいコンペなど、プレッシャーのかかる場面がないでもない。そんなときに思い出したい金言をたくさん聞くことができた。
さらに詳しい内容は、発売中の漫画誌「ボギー」にて。これまた気になる「プレッシャー下のパット術」もじっくり語ってくれているから、要チェックだ。
(「こちらプレッシャー研究所」深山雪男)