バックフェースで構えて打つ。マトモに打てるはずがない!
ドリルとは、なにかの目的を達成するための練習法のことだ。今回の目的は、グリップをゆるめること。グリップをゆるめればヘッドが走る。うむ、ぜひゆるめたいものだ。えつひろは言う「だったら、バックフェースで構えて打てばいいんだよ」と。え、どういうこと? バックフェースで構えたら打てるわけないじゃない。いったいどういうことなんだ⁉︎
![画像: おもむろにバックフェースでアドレスをとったえつひろ。これじゃマトモに当たるはずがない!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/06/30/21a4d4579d494244f6308c29eb89b0029741cda3_xlarge.jpg)
おもむろにバックフェースでアドレスをとったえつひろ。これじゃマトモに当たるはずがない!
![画像1: あれ?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/06/30/1edb11df18b6f9db85cba13a4c7e1456be294cf5_xlarge.jpg)
あれ?
![画像: ふつーに打てちゃってるんですけど!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/06/30/9f8fa0cfbcfffcfc2ffc84cb72a382672de10ba3_xlarge.jpg)
ふつーに打てちゃってるんですけど!
バックフェースで構えたら、当然マトモにインパクトできるはずがない。にも関わらずナイスショットを連発するえつひろ。いったいどうなっているんだ!
えつひろからの挑戦状。あなたにこの謎を解くことができるか!
vol.1 「世界一 !?グリップのやわらかい男!」 サムズアップえつひろ!
www.youtube.com<解答編>バックスウィングをコマ送りで見てみよう。
アドレスではバックフェースで構えているのに、インパクトではしっかりとフェースでボールをとらえている。その秘密を探るため、編集部は映像をコマ送りで解析。驚きの事実が浮かび上がってきた。早速見てみよう。
![画像: この段階ではバックフェースがボールを向いている](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/06/30/4e1f4a3f60303e16f04bdf6d141e264b9002425e_xlarge.jpg)
この段階ではバックフェースがボールを向いている
![画像2: あれ?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/06/30/a87cdcc29b2c5e51a198f184937497f219fd4bed_xlarge.jpg)
あれ?
![画像: 普通のテークバックに見えてきたぞ?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/06/30/e3f0361b7af0eab4765b183676223de3ceb73b82_xlarge.jpg)
普通のテークバックに見えてきたぞ?
![画像: いつの間にか、ただの「いいトップ」になってるーっ!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/06/30/6784dc604cccae372dbb2e2894b95b1bf3771eea_xlarge.jpg)
いつの間にか、ただの「いいトップ」になってるーっ!
テークバックでクラブを180度「回して」いた!
お判りいただけただろうか。アドレスでバックフェースを向けていたのに、トップの位置では通常のトップと変わらない向きになっている。つまり、テークバックでクラブをグリップの中でクルリと180度回していたのだ。なるほどっ、これはグリップがゆるゆるじゃないとできない! バックフェースで構えるドリルとは、バックスウィングでクラブを回すドリルのことだったのだ。
謎のプロゴルファー、サムズアップえつひろ。前代未聞のレッスンは、まだまだ続く……。
※このドリルは難易度が極めて高いです。実際に試すときは、周囲の安全をよく確認して行ってください。