ノーカンパットのメカニズム。その大オーバーの原因はラインを「薄く」読んだから!
残り3メートル、下りのスライスライン。これを入れればバーディと、思った瞬間! 「コーン!」あっ、強い! ボールは空しくもカップの横を通り抜けて大オーバー。さらに返しのパットも外れて、3パットのボギーに……。このような経験は誰にでもあるもの。この原因は、「気負いすぎ」でも「距離感が悪い」からでもなく、「ライン読みの甘さ」にあるのだと、江連忠プロは言う。
ラインを薄く読んだ瞬間、脳が「強く打たなきゃ」と判断する。
「基本的に、アマチュアの大半はラインを薄く読む傾向にあります。しかし、同じ傾斜であれば、薄く読むほど、強く打たなければカップに入れることはできません。つまり、ラインを薄く読んだ瞬間...