ジェイソン・デイが遠くに正確に打てる理由のひとつは、引き絞られた弓矢のようなコンパクトなトップにある。そんなトップのポジションをどうすれば作れるのか。デイとともにゴルフを学んだ、鳥井雄一郎コーチに教えてもらおう!
「サムズアップポジション」を身につけよう
「How’s it going mate(ハウズゴーインマイ/オーストラリア英語で“お元気ですか”)? 鳥井雄一郎です。ジェイソン・デイのように飛ばすためには、引き締まったトップを作るのは必須条件。トップでゆるんだり、過度なオーバースウィングになってしまうと、ダウンスウィングで十分なパワーとスピードを得ることができません」
「やっていただきたいのが、“サムズアップドリル”です。やり方はカンタン。アドレスで右手甲を親指を立てた左手甲に添えたら、右手で左手甲を押すようにして、トップのポジションを作るだけ。この時、トップの位置で左手親指がしっかりと上を向いた“サムズアップポジション”になっていることを確認してください」
「やっていただくとわかると思いますが、かなりカラダがキツく、窮屈に感じると思います。そのキツさこそが、パワーがたまっている証拠。そのようなトップが作れれば、ナイスショットの確率は大きくアップすると思います。ぜひ、試してみてくださいね! Good Day, Mate(グダイマイ/オーストラリア英語で“またね”)!」
![画像: 親指を立てた左手の甲に、右手甲をあてがう。そのまま、バックスウィング。左手親指は上を向いた状態をキープ。かなり窮屈に感じるはずだが、それで正解。それこそが締まったいいトップだ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/07/22/d4208b4bc12c067b3cbfee8635f6918c8fb808d9_xlarge.jpg)
親指を立てた左手の甲に、右手甲をあてがう。そのまま、バックスウィング。左手親指は上を向いた状態をキープ。かなり窮屈に感じるはずだが、それで正解。それこそが締まったいいトップだ
サムズアップでぶっ飛ばそう! 動画はこちら
YouTube
www.youtube.com鳥井雄一郎(とりい・ゆういちろう)。1983年、北海道出身。高校卒業後渡豪し、ジェイソン・デイとともにコリン・スワットンの元でゴルフを学ぶ。ゴルフスタジオジーハート・ヘッドコーチ
コメントを読む・書く