彼は本当に「嘘つき」だったのか。佐村河内守氏に密着した映画「FAKE」が凄い!
2014年、聴覚障害をもちながら作曲家として活動していた佐村河内守氏。「現代のベートーベン」と称され、一躍時の人となったが、作曲家の新垣隆氏が自分は佐村河内氏のゴーストライターだと暴露。聴覚障害への疑惑も浮上し、謝罪会見を開くまでの社会現象となったのは記憶に新しい。それ以降メディアの前から姿を消した佐村河内氏の姿を、ドキュメンタリー映画の雄・森達也監督のカメラがとらえ続けていた。6月4日の公開から1カ月が過ぎ、今なお連日映画館が大盛況だという話題作をレポートする。