49歳でサラリーマンからプロ転向後、シニアツアーで大活躍の田村尚之プロ。理系思考で超効率的にゴルフする田村さんは、ファーストパットを時に2メートルもオーバーさせるタッチで打つ。2メートルオーバーというとミスに感じるが、さにあらず。その凄すぎる理由とは⁉︎
7メートルのバーディパット。田村プロはどう狙う⁉︎
![画像1: 7メートルのバーディパット。田村プロはどう狙う⁉︎](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/08/25/f7d2dc608eb1fc3345591137560294784a88a5a6_xlarge.jpg)
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2メートルオーバーでも意に介さず! それってなぜ?
![画像1: 2メートルオーバーでも意に介さず! それってなぜ?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/08/25/0ed3dbe33432fec31e0a042fa9739312b6aba1ce_xlarge.jpg)
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![画像3: 2メートルオーバーでも意に介さず! それってなぜ?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/08/25/54b6e998a48946affe176f345b2d20f9674a1b3d_xlarge.jpg)
「つねに2パット狙い」ではなく、「つねに1パット狙い(3パットも仕方ない)」というのが田村プロの考え方。極論をいえば、3パットの数より1パットの数のほうが少なければいいのだ。そしてもちろん、ただ強く打てばいいというわけではない。理系ゴルファーである田村プロのストラテジーを見ていこう。
![画像4: 2メートルオーバーでも意に介さず! それってなぜ?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/08/25/92c2e5cc08129b75f434cc8f17ef585bbc24cc49_xlarge.jpg)
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![画像6: 2メートルオーバーでも意に介さず! それってなぜ?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/08/25/d9878f45f0475fa5618d9b0097dc72bbc52ea366_xlarge.jpg)
ショートしてはいけない理由は「入らないから」
![画像1: ショートしてはいけない理由は「入らないから」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/08/25/4c0f423bfcb893b3053893211a9b02a68d3e6171_xlarge.jpg)
曲がるラインでショートした場合、狙い方自体が間違っている可能性が高いと田村プロは語る。曲がりを大きく見積もりすぎて、ラインを膨らませて狙った場合、仮に強く打ったとしてもカップに入らないこともある。
「オーバーだけは避けよう」と考えて打つ場合、当然ながらラインは膨らませて読む。その結果、どんなタッチで打っても入らない、というケースが出てきてしまうのだ。
![画像2: ショートしてはいけない理由は「入らないから」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/08/25/d10a597ca2c529adf99a6593ff58abd6ec94e409_xlarge.jpg)
反対に、薄く読んで強く打てば(もちろん入らない場合もあるが)タッチが多少狂っても入る場合がある。単純に、カップインする可能性は当然高まるというわけ。だから、ファーストパットはたとえ2メートルオーバーするとしても、薄く読んで強く打つべきだと田村プロは考える。
セカンドパットは、さらに薄く、さらに強く!
![画像1: セカンドパットは、さらに薄く、さらに強く!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/08/25/2c8e3eb87b09e05b8897842869dca557cafa3c7a_xlarge.jpg)
![画像2: セカンドパットは、さらに薄く、さらに強く!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/08/25/8108fc523466c58bb90e7215ac0cf89d46c48763_xlarge.jpg)
漫画の登場人物は田村プロのパッティングを「強気」と評しているが、これは少し表現が違う。強気なのではなく、単純にこの方法がもっともカップインの可能性が高く、18ホールを通じて少ないパット数でホールアウトできる可能性が高まるから、田村プロはこの方法を採用しているのだ。
練習嫌いで虚弱体質。プロとサラリーマンの二足のわらじ。それでも強い田村プロの、超効率的理系思考は、パッティングにも表れている。田村思考をもっと詳しく知りたい人は、この漫画も掲載されている書籍をチェックしてみるといいだろう。
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