そこは厚木ICから20分。交通至便の「秘境」
厚木ICから約20分。都心から1時間という立地で、山裾の地形を活かした高低差が特徴の伊勢原CC。強烈なアップダウンとトリッキーなレイアウトは、漫画家のとがしやすたかさんが「日本の奇コース・ベスト5に入るんじゃないか」と驚嘆したほどだ。
![画像: 12番。ひたすら打ち上げていくパー4](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/08/09/d9cdb1c13775b6caff1f68128ac725e7b6617740_xlarge.jpg)
12番。ひたすら打ち上げていくパー4
とくに凄いのはINコース。ご覧のINコース12番ホールは、スキー場かと見紛う急激な上りのパー4。
距離は短いが、打ち上げが強烈で、小さなグリーンに乗せるのは難しい。ピンの上につけてしまうと、強い下りのパットやアプローチが残ってしまう。山裾だけに、傾斜が見た目よりも強いことが多いのだ。ただ、ここはまだこの後待ち構えるホールに比べれば「普通」の部類。
「登山」の次は「谷底」へ。13番ホール
![画像: グリーン上の人が豆粒のようだ。13番ホール](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/08/09/8f5881ef56c8624dbf263863a4bcbc59e8576626_xlarge.jpg)
グリーン上の人が豆粒のようだ。13番ホール
ひたすら打ち上げの12番を抜けると、今度はセカンドを谷底に向かって打つような打ち下ろしの13番ホールへ。うーん、すごいレイアウト。
ここは漫画の世界なのか。密林の中にグリーンひとつ、14番ホール
![画像: さながら漫画「オーイ! とんぼ」の世界か](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/08/09/e833e48b1cb7505c73ed5506bbd4920ceb40ef75_xlarge.jpg)
さながら漫画「オーイ! とんぼ」の世界か
14番ホールは、山の中にグリーンとティーグランドだけがあるような、さながら漫画に出てくる難コースのよう。唖然とするようなロケーションがこれでもかと続くのが、秘境とも形容されるこのコースの魅力だ。
ゴンドラに乗って向かおう。天空の名物ホール、17番ホール
![画像: 急勾配の場所はゴンドラで移動。景色も一緒に楽しもう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/08/09/3c77fde627eec66f4bcf531d0be95f81f4b08992_xlarge.jpg)
急勾配の場所はゴンドラで移動。景色も一緒に楽しもう
名物の17番ホールでは、なんと70mの打ち下ろし。220ヤード打てば、グリーンを直接狙えるというスリル満点のパー4だ。さあ、ゴンドラに乗ってティグラウンドに向かおう。
![画像: 絶景!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/08/09/632a9c4da3b04959625649c7cb563f15a4c28671_xlarge.jpg)
絶景!
17番の手前では、相模湾を一望できる景観が楽しめる。すごい眺めだ。
![画像: たどり着いた17番のティグラウンド。ワンオン、狙ってみる?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782741/rc/2016/08/09/730f940653fbc6630d0e8d7c8de3ec4fdf6797d8_xlarge.jpg)
たどり着いた17番のティグラウンド。ワンオン、狙ってみる?
いつもよりボールを多めに用意して、Let's 秘境ゴルフ
OUTコースは、地形を活かしたアップダウンはそのままに、ダイナミックなコースレイアウトが楽しめる。2016年6月からは乗用カートが導入され、プレーが大いに便利になった。
11月には大山コースとの18ホール乗用カートプレーになるという。乗用カートごとゴンドラに乗って、大山コースに行くというアトラクション感覚満点のコースになる予定で、こちらも楽しみだ。INコースはその前にプレーしておこう。
フラットなチャンピオンコースだけではなく、狭くてトリッキーなコースには、また違ったゴルフの魅力がある。OBになりやすいので、ボールは多めに持って行こう。
※2016年8月9日15時25分、一部内容を修正しました