オリンピックといえば、その華はやっぱり金・銀・銅に輝くオリンピックメダル。そんなメダルはどうやって作られているのか? 製造工程がリオオリンピックの公式Twitterより公開されました。
銀メダルは「クルマのパーツ」を再利用。
リオ五輪のメダルは、「持続可能」であることを前提に作られているそう。たとえば金メダルは水銀を使わずに精錬したもの(金の精錬に使う水銀は、労働者の健康被害につながる)を使用。銀、銅メダルの材料の30パーセントはリサイクルされたものだそうで、銀メダルに使用する銀には、クルマのパーツなども再利用されているそうだ。メダルを首にかけるためのリボンは、その材料の50%がプラスチックボトルをリサイクルしたものだという。
2.5トンの金、銀、銅、亜鉛、青銅を用いて作られる5310個のメダルが、果たして誰の手に渡るのか。リオの暑い夏まで、いよいよカウントダウンがはじまった。
実際の製造工程がこちら

まずは型作り。鉄を削ってメダルの形にしていきます。

つづいてメダルに刻印される絵の型を作成

先ほど作った絵の型を機械で読み込んでいきます。

読み込みが完了したら、先ほどの型に器械を使い掘っていきます。
型作りが終わるといよいよメダル作り

先ほど作られた型を元にメダルが作られていきます。

メダルの縁に文字を刻印していきます。

これは女子バレーボール用のメダルのようです。
完成したオリンピックメダル


こちらはパラリンピック用のメダル


目が不自由な選手向けに点字も刻印されています。
パラリンピックのメダルは、目の不自由な選手向けに点字が刻印され、同時に金メダルは叩いたときに音が大きく、銅メダルは音が小さいなど、「色」以外でも区別がつくように工夫されている。
動画はこちら
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