100年を超す歴史を持つ日本のゴルフ。その歴史を刻んできた名コースを紹介するシリーズの第二回目は、日本初のパブリックコース「雲仙ゴルフ場」を紹介です。

”温泉(うんぜん)”と呼ばれ、温泉リゾートととして有名だった

雲仙はもともとは「温泉(うんぜん)」言われていたらしく、その名の通り温泉リゾートとして、アジアに済む外国人の間では有名だったそうです。

明治30年代ごろ、海抜850メートルの元火口原の池の原馬の放牧地で、棒を振って遊ぶ派手な格好の外国人を見かけ、ゴルフが県立雲仙公園の名物となると考えてゴルフ場づくりに奔走したのが倉場富三郎という方だったそうです。

日本初のパブリックコース

画像: 日本初のパブリックコース

そうして1913年8月1日に開場したコースは、六甲山(神戸)、横屋、根岸に続き日本で4番目に開場したコースで、現在も残るコースでは神戸に続き2番目に古いコースです。また、パブリックゴルフ場としては日本初。設計者は、英国人商社マンのB・オーレスという方で、設計経験はゼロの素人だったようです。

ゴルファーならば知っておきたい、日本のコースの歴史

日本には長い歴史を持つ美しいゴルフコースがたくさんある。ゴルフコースを知ることは、ゴルフの歴史を知ること。そして、まだ見ぬコースに思いを馳せるのも、ゴルフの楽しみのひとつなのだ。

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