残り3メートル、下りのスライスライン。これを入れればバーディと、思った瞬間! 「コーン!」あっ、強い! ボールは空しくもカップの横を通り抜けて大オーバー。さらに返しのパットも外れて、3パットのボギーに……。このような経験は誰にでもあるもの。この原因は、「気負いすぎ」でも「距離感が悪い」からでもなく、「ライン読みの甘さ」にあるのだと、江連忠プロは言う。

ラインを薄く読んだ瞬間、脳が「強く打たなきゃ」と判断する。

「基本的に、アマチュアの大半はラインを薄く読む傾向にあります。しかし、同じ傾斜であれば、薄く読むほど、強く打たなければカップに入れることはできません。つまり、ラインを薄く読んだ瞬間に、脳が『強く打たなければ入らない』と判断してしまうのです」(江連)

画像: プロのようにラインを厚く読むことによって、無駄な1打が減るかもしれない

プロのようにラインを厚く読むことによって、無駄な1打が減るかもしれない

その結果、必要以上にタッチが強くなり、カップを大オーバーしてしまうというわけだ。逆にいえば、オーバーのミスが多い人は、意識的にラインを厚く読むことでタッチが強くなるミスを防ぐことができる。

もし、あなたが「打ちすぎ」のミスに悩んでいるのであれば、思い切ってラインを厚く読んでみるとよいだろう。もしかすると、たったそれだけのことで3パットがなくなるかもしれないぞ。

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