時間のかかる18ホールのゴルフではなく、サクッと回れる9ホールのゴルフが世界規模で盛り上がってきている。”世界最小のプロトーナメント”と銘打って開催されているMMT9のアマチュア予選会に潜入してみた。

「全英」の会場でも。世界規模で9ホールの試合が増殖中?

MMT9は、ハーフ9ホールだけ回ってスコアを争うという競技で、ユニークなのはアマ7本、プロ4本というクラブ制限があること。とくにプロはティショットを打つためのウッド類を1本に、パター、ウェッジを加えると、残りは1本しか入れることが出来ない。クラブ選択の妙と中間の距離をどう攻略するかが鍵になる試合だ。

画像: USGA(全米ゴルフ協会)は「プレー9」という9ホールゴルフを推奨するキャンペーンを実施 www.usga.org

USGA(全米ゴルフ協会)は「プレー9」という9ホールゴルフを推奨するキャンペーンを実施

www.usga.org

2016年6月30日には第5回大会のアマ予選が開催。15時スタートというのんびりした試合開始で、最終組も日没にはホールアウト完了する。アマチュア予選とはいえ、予選通過スコアはハーフ「39」のカウントバックというなかなかのハイスコアだ。7月28日に赤羽ゴルフクラブで開催される本大会には、ツアー優勝経験もあるプロゴルファーが参加するという。

7月9日には全英オープン開催直前のロイヤル・トゥルーンで9ホールの選手権が開催される。こちらはMMT9よりも大規模だが、「サクッとゴルフ」という趣旨自体は同じものだろう。

ショートコースの試合もある

9ホールどころか、ショートコースで開催される試合もある。土日のどちらかを完全に潰すのではなく、半日でサクッと楽しめる。9ホールのゴルフが、今後さらに一般化していくきっかけに、これらの試合がなるのかも。

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