超高速グリーンで大オーバー! 「いや~、4パットしちゃったよ」なんて言ってるゴルファーをたまに見る。高速グリーンを攻略するにはどうしたらいいのだろう? 中井学プロによれば、攻略のキーワードは「ヘッドスピード」だと言う。いったいどういうこと?

「まず知っておいてもらいたいのは、12フィートの高速グリーンだろうと、9フィートの一般営業グリーンだろうと、アマチュアは基本的にショートが多いということです」と中井プロ。え? 高速グリーンはオーバーしやすいんじゃないの?

「オーバーした印象が強烈に残っているからそう思うだけで、基本的に高速グリーンでもアマチュアはショートします。逆にオーバーさせてくるのがプロ。ですから、高速グリーンを攻略するには『オーバー目に打つ』コツを知ることからです」じゃあそのコツって?

「打つ前に転がるボールのスピードをイメージするんです。そして、イメージ上のボールのスピードと、パターのヘッドスピードを揃えてストロークする。基本的に、パターのヘッドスピード=ボールの転がるスピードですから」なるほど! でもそれがなんでオーバー目に打つことにつながるの?

「そもそも論ですが、アマチュアは『打ってない』んです。『打てない』と言ってもいい。それでいて、えいやっ! と打つと大オーバーしてしまう。でも、『ボールスピードとヘッドスピードを揃えてください』というと、不思議なものですそれはできる。だからこれが、結果的に『オーバーさせるコツ』なわけです」

次に高速グリーンに出くわしたら試してみよう! もちろん、通常のグリーンの下りのパットでも使えるコツだ。

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