R&Aが新たに全英オープン開催コースであるロイヤル・トゥルーンを舞台に、9ホールの選手権の開催をサポートすると発表した。
開催日は7月9日。すなわち全英オープン本選のちょうど一週間前。
全英のために磨き上げられた舞台で、アマチュアが9ホールの選手権を争うというのだから、ちょっと前例のない事態だ。

ゴルフ振興を目的に、より少ない時間でプレーできる9ホールの大会を、ゴルフの総本山であるR&Aが催すというのだから、これは事件だ。
ゴルフ=18ホール。その常識が崩れてしまうかもしれない。

「ゴルフは一日仕事だからなぁ」と思う人でも、9ホールだったらサクッとプレーできる。
日本のゴルフ場でも、「薄暮ハーフ」や「早朝ハーフ」は料金も安い。

9ホールゴルフが浸透すれば、ゴルフがもっと気軽になって、ゴルフ人口も増えて、ゴルフ界がもっと盛り上がる……かもしれない。

そういえばマスターズが開催されるオーガスタナショナルGCでは、2014年から「ドライブ、チップ&パット選手権」と銘打ち、ジュニアを対象としたミニ試合をマスターズ直前の日曜日に開催している。

R&Aもマスターズ委員会も、実は頭が意外と軟らかいのかもしれない。
ともかく、ゴルフの裾野を広げる試みはいつだって賛成だ。
TUG編集部としては、このR&Aの“提案”に、ひとまず拍手を贈りたい。

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