自ら選手として活躍するだけにとどまらず、藤田寛之プロや宮本勝昌プロら後輩プロに指導も行い、自身を中心とした「チームセリザワ」のアカデミーも主宰する名コーチの顔も持つ芹澤信雄プロ。そのスウィングのキホンは“素振り”にあった！ それは腕を積極的に振る素振り。でも、腕ってスウィング中動かさないほうがいいんじゃなかったっけ？
「カラダを回すだけではダメ」と芹澤プロは言う。でもなんで？
まずは腕の動きを身につける。それが上達の近道
そこで、ビュンビュン素振り！
ビュンビュン素振りとは、簡単に言えばカラダを止めて腕“だけ”を振るドリルのこと。これを繰り返すことでボールをつかまえる動きが身につくという、チームセリザワのキホンの練習法だ。
下半身に力を入れて、上半身はリラックス
カラダを回さず腕でクラブをビュン！ と振る
しっかりとクラブを立てることで、腕の使い方がわかる
と、動きとしては実にシンプルな「ビュンビュン素振り」。基本的には、「カラダを止めて腕を振る」だけだ。しかし、そこにはスウィングにおいて不可欠な、ヘッドを走らせる動き、フェースをターンさせる動きのエッセンスが詰まっている。
飽きずに続けてみよう！
（『そうだ！ セリザワさんに訊こう』漫画：姫野よしかず ボギー2015年5月号より）