カーボンシャフトが誕生する前、シャフトはすべてスチールだった。そしてスチールシャフトが誕生する前、シャフトは「ヒッコリー」だった。では、1930年代のヒッコリーシャフトを使って、トッププロがゴルフをしたら⁉︎ 驚きの結果が待っていた。

ウィレット、ウエストウッド、ヒメネスが1ホールマッチ!

ヒッコリーシャフトとはすなわち木製シャフトのこと。現在のカーボンシャフトのように弾性がないため、切り返しで強い負荷をかけると折れることもあるという。そのため、切り返しでループを描くようなスウィングが、当時は主流であった。

(連続写真はボビー・ジョーンズ)

今のクラブとは異なるスウィングを求められるヒッコリーシャフトを、今のプロが使ったら? しかも、挑戦するのはダニー・ウィレット、リー・ウエストウッド、ミゲル・アンヘル・ヒメネスという超トッププロたち。舞台は欧州ツアー・オメガヨーロピアンマスターズの18番ホールだ。

ティショット、三者三様

画像1: The European Tour on Twitter twitter.com

The European Tour on Twitter

twitter.com

マスターズ王者・ウィレット、引っかける

画像1: twitter.com
twitter.com

ウエストウッド、低いボールでバンカーにつかまる

画像2: twitter.com
twitter.com

ヒメネス、“ど”スライス

画像3: twitter.com
twitter.com

ティショットは、なんと3人とも“ミスショット”! 世界のトップをもってしても、木製シャフトは手に負えないのか……と思いきや、さすがそのあとが凄かった。

ウィレット、ロングパットをピタリと寄せる

画像: https://twitter.com/EuropeanTour/status/772395668878954496
https://twitter.com/EuropeanTour/status/772395668878954496
画像4: twitter.com
twitter.com

ウエストウッド、“砂イチ”

画像5: twitter.com
twitter.com
画像6: twitter.com
twitter.com
画像7: twitter.com
twitter.com
画像8: twitter.com
twitter.com

ヒメネス、ナイスオンでニヤリ

画像9: twitter.com
twitter.com
画像10: twitter.com
twitter.com
画像11: twitter.com
twitter.com

というわけでティショットこそミスしたものの、そこはさすがはトッププロ。すぐさま修正し、それぞれ“見せ場”を作った。ワンホールマッチの行方はヒメネスがトリプルボギーを叩いたものの、ウィレット、ウエストウッドは見事にパー(!)。プレーオフの結果、ウエストウッドの勝利となった。

ニッカーボッカーズを着用して、ヒッコリーシャフトのクラブでゴルフ。なかなかやる機会はなさそうだけど、いつか試してみたい。かも。

画像2: The European Tour on Twitter twitter.com

The European Tour on Twitter

twitter.com
コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.