2012年からバッバはピンクドライバーを使っている
バッバ・ワトソンがピンク色のドライバーを使い始めたのは2012年のこと。2010年に父親をガンで亡くしたバッバは、乳ガン撲滅キャンペーンの「ピンクリボン」にヒントを得て、契約先のピンに当時使用していた「G20」ドライバーのピンクバージョンの制作を依頼。そのドライバーで300ヤードを越すショットを放つたびに、ピンが300ドルを寄付し、100万ドルを目指すというチャリティを開始したのがことの始まり。
ピンはG20ドライバーを世界限定5000本で限定発売。売り上げの5%をバッバ基金に寄付すると発表。これが、バッバとピンのある種の「伝統」とその後なっていく。ちなみにバッバはその前年の2011年には、東日本大震災での被害に対して5万ドルを寄付している。
“G30”もピンクドライバーを限定発売
G20ドライバーの後継機であるG30ドライバーも世界限定5000本が限定発売され、一本あたり60ドルをバッバ基金を通じて、運動障害や歩行困難に苦しむ子どもたちのための施設建設費用として寄付された。ここまでの4年間を通じて、寄付総額は100万ドルを超えているという。
そして最新モデル「Gドライバー」でもピンクドライバーが発売
今回も、前回のG30と同様、売り上げの中から1本につき60ドルが寄付される。国内1000本限定のこのドライバーを購入することが、歩けない、運動できないで苦しんでいる子どもたちを救うことにつながる。「バッバワトソンピンクGドライバー」は9月23日発売。漏れなく、インパクトがありすぎるヘッドカバーも付いてくるぞ。
このヘッドカバーのバッバの衣装にピンときたあなたはゴルフ通。バッバが、リッキー・ファウラー、ベン・クレーン、ハンター・メイハンと結成したユニット「ゴルフボーイズ」のミュージックビデオ「Oh Oh Oh」内でバッバが着ていた衣装だ。ちなみにこの動画もチャリティ目的です。
「気は優しくて力持ち」を地でいくナイスガイ、バッバ・ワトソンを見習って、あなたもゴルフを通じたチャリティ活動、してみない?