ボールはフェアウェイ……かと思いきや、アンラッキーなことにディボット跡(他のプレーヤーのショット跡)に。うわーついてない。これじゃミスが出ても仕方ない……、なんて、優勝争い真っ最中のリッキー・ファウラーは思わない! そしてこのようにして打つのだ。
「こりゃダメだ。ミスしても仕方ないよこんなライ」ファウラーは嘆かない!
ディボット跡のど真ん中。ゴルフをやってればこんなこともあるけれど、思わず神さまを恨みたくなるようなライだ。ましてやファウラーは優勝争いの真っ最中。
そこに降りてきたファウラーのアイアン。かなり「低い位置」からクラブが入ってきている感じ。上から潰すように打つわけじゃないんですね。
インパクト寸前。まさにナイスショットとダフリ、紙一重の瞬間!
うわー、気持ちいい! ボールのつぶれる打感が手に伝わってくるような映像。この時点で砂は一ミリも舞い上がっていない、完璧なるクリーンヒット。
潰れたボールが復元して、飛び出していきます。打ち出しは低めで、その分スピンがかかっていそう。
クラブヘッドはなおも低い軌道を保ち、ディボット跡前方の芝を削り取っていきます。いやはや、ダウンブローってこういうことなんですね……。この動画、見ているだけで上手くなりそう。そして、次からディボット跡につかまったときは、不運を嘆かず、ファウラーみたいに勇敢に立ち向かっていきたくなりますね。
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