飛ばしの専門家・吉田一尊プロが設計した人気クラブ「グランディスタ」が高反発仕様を発表。設計者の吉田プロに話を聞くと、なんとこの高反発モデル、タイや台湾といった海外からの要望に応えて作られたのだという。
タイや台湾では、ゴールドな塗装が人気。
「タイや台湾などの国々では今、日本の高反発ドライバーが人気です。今回、グランディスタRS-001の高反発バージョンをつくったのも、海外需要を見込んでのことです」と語るのは吉田一尊プロ。グランディスタは「飛ぶ」という口コミが広がって人気のドライバーだが、言ってしまえば吉田プロが個人経営に近い状態で手がける、いわゆるひとつの地クラブ的存在。それでありながら、タイや台湾から引き合いがあるというのだから、これはなかなか凄い話だ。
「買ってくださるのはもちろん現地の富裕層だと思うのですが、おそらく富裕層自体が増えているのでしょうね」と吉田プロ。タイは経済成長著しく、消費も盛ん。ゴルフ熱も高く、とくに2016年に入ってからはアリヤ・ジュタヌガンが米女子ツアーで初優勝から3連勝の偉業を達成し、日本ではチュティチャイがヨネックスレディスで優勝と、まさにタイゴルフは今が旬だ。
ところでグランディスタの高反発バージョン、どんなクラブなの?
「もともと、グランディスタの素材は『普通に作れば高反発になる』ものを使っています。それを、ルールの範囲内に収めるために反発を抑えている状態。当然ながら、高反発にした分だけ、飛びますよ」(吉田プロ)
気になる国内発売は2016年6月末。値段は7万円(税抜き)だ。
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