2016年のメモリアルトーナメント、フィル・ミケルソンの15番ホールのティショットは大きく右にそれ、ロープ際のボランティアスタッフの頭部を直撃! ボールはフェアウェイを横断し、左のラフまで転がってしまう。慌てて謝罪に訪れたミケルソンがスタッフにはなった「アメリカンジョーク」をご紹介。
君の頭がもう少し軟らかかったら、僕のボールはフェアウェイだったのに。
30秒すぎにミケルソンが発しているのが、「If your head was a touch softer, I'd be in the fairway」という言葉。君の頭が軟らかかったら、僕はいま頃フェアウェイにいたのにというわけで、この一言で周囲をなごませてから、真剣な表情で謝罪をしている。
謝罪というのは、「されるほう」もそれなりに緊張するもの。見事なジョークで相手をなごませ、しかるのちにキッチリ謝る。ミケルソンの“人間力”がよく現れた、PGAツアーの一コマだった。
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