歴史に名を刻んだ名手たちは、必ず後の世に名言を残している。もしかしたらたった一言で僕らのゴルフ観を変えてしまうかもしれない。そんな言葉を、探しに行こう。

洒落てる名言、歴代一位候補

ボールにキスしてる時間を長くしなくてはダメなのさ
リー・トレビノ

画像: 1973年 リー・トレビノのパッティング

1973年 リー・トレビノのパッティング

メジャー6勝の名手トレビノの、パッティングに関する名言。要はインパクトではボールを長く押せということだが、なんとも洒落た言い回しだ。貧しい家に生まれ、キャディをして稼ぐ中で見よう見まねでゴルフを覚え、海兵隊時代には沖縄の基地にいたこともある。賭けゴルフで生計を立てていたこともある男の言葉は、優等生には言えない深みがある。

リー・トレビノ(1939~)

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