グリーンの外からパターで寄せることを「テキサスウェッジ」と呼ぶ。全米の学生NO.1を競う試合の団体戦で、テキサス大の選手がこのテキサスウェッジを使用して勝利を収めたときの模様が、米ゴルフチャンネルの公式ツイッターで配信されている。しかもバンカーからというから驚きだ。
実はこのテキサス大のボウ・ホスラー選手は試合中に肩を怪我。ショットのたびに絶叫するほどの痛みに耐えながら、マッチを戦っていた。その肩はもはやバンカーショットに耐えられず、苦肉の策での「テキサスウェッジ」だったわけだ。正直「寄った」とは言いがたいが、次の難しいパットを沈めて勝利を収めたのだから見事の一言。
バンカーからパターといえば、合田洋
バンカーからのテキサスウェッジといえば、思い出されるのは94年の合田洋。29歳、プロ初優勝をかけて臨んだ最終日、ジャンボこと尾崎将司の猛追を受ける。その最終ホール、バンカーからパターを使って寄せたのは今も語り継がれるゴルフの名シーンだ。
バンカーからは、意外とパターで出せる。バンカーからどうしても出せない! という人は、覚えておいて損はなかろう。
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