数々の名勝負を生んできたミュアフィールドが、全英オープンの開催コースから外されることが決まった。その理由は、クラブ側が女性会員を受け入れないことを決定したため。世界中の著名ゴルファーたちは、この決定にどうリアクションしたのだろうか? みんなのつぶやきを要約していこう。
全英オープン主催のR&Aが発表した。
アニカ・ソレンスタム「残念だけど、R&Aの決定を全面的に支持」
元世界女王のアニカは、ミュアフィールドが全英の舞台から外れることを嘆きながらも、全面的に同意を表明。
カリー・ウェブ「ありがとうR&A。正しいことをしてくれた」
メジャー7勝のウェブも素早くリアクション。R&Aはゴルフを正しい方向に成長させてくれたと賞賛。
イアン・ポールター「よくやった。2016年、目覚めの時だ」
男子プロに目を向けると、イングランドの伊達男・ポールターがコメント。「偉大なる決断」
トーマス・ビヨン。「あなたがた“だけ”で楽しんでくれ」
デンマークの有名プロ、ビヨンのコメントがふるっている。2012年に女性会員の受け入れをはじめたマスターズ開催コースを引き合いに出しながら、「オーガスタがやった。R&Aがやった。明らかに、21世紀の今日、ミュアフィールドは我々とともに歩めない。あなたがたには偉大なるコースがある。あなたがた“だけ”で楽しんでくれ!!!!」
最後はグランドスラマーにシメていただこう。
「私が全英オープンを制した場所であるミュアフィールドを愛し、尊敬するのと同じように、私は、女性会員を受け入れないコースを全英オープンに舞台として認めないというR&Aを全面的に支持する。ミュアフィールドが自らの立場を考え直し、世界で最も偉大なゴルフイベントの舞台であり続けることを願います。」
1891年に開場したミュアフィールド。その伝統を覆すことはできるか――
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