人気漫画を映画化した『ちはやふる』が話題だ。前後編の一作目となる『ちはやふる ―上の句―』は公開から6週目ながら映画興行成績ランキングでベストテンに入るなど口コミでヒットを続け、早くも「傑作」の評価をたしかなものにしている。この映画、30代のビジネスパーソンこそ観るべき要素が満載だ!
理由①忘れかけた「初志」を思い出させてくれる
競技かるたにすべてを捧げる主人公・千早。
そのひたむきな姿は、ビジネスパーソンが日々の仕事に追われて忘れかけた、大切な「初志」を思い出させてくれること必至だ。
理由② チームワークの大切さを教えてくれる
千早たちが出場する大会は、競技かるたの団体戦だ。個人の勝利も大事だが、それ以上に求められるのはチームの勝利。千早は、部員ゼロの状態からチームを作り上げ、ひとりひとりに役割を与えると同時に自らが率先して行動することで、チーム力を高めていく。このマネジメント手腕、僕らのビジネスにも活かせるに違いない。
理由3 教養が深められる
年齢とともに社会の中での立場が上がるにつれ、求められるのは教養だ。『ちはやふる』は競技かるたがテーマで、競技かるたに用いられるのは百人一首。映画を観れば百人一首への興味が湧くに違いない。最初はささいな興味から、教養は深まっていくものだ。
広瀬すず、野村周平ら若手俳優たちの熱演、練り込まれた脚本、手に汗握る演出。
後編となる『ちはやふる ―下の句―』は本日公開。
前編『ちはやふる ―上の句―』もまだまだ公開中だ。
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