とてつもない世界記録が誕生した。それは「世界で一番長いクラブでのショット」。過去に4度世界記録を更新している男が、5度目の記録更新に挑む!
2012年から挑戦開始。最初は14フィート2インチ(4メートル強)だったが……
記録に挑戦するのはテキサス州アーリントン在住のプロ、マイケル・ファー。過去には4度の世界記録を更新している。
現在の世界記録「7.65メートル」は超えられるのか⁉︎
ギネス世界記録のHPによれば、現在の世界記録は「25.09フィート=7.65メートル」。普通のドライバーが45インチ=1.1メートルくらいだから、約7倍。それよりさらに長いとなると、もはやドライバーには到底見えない。
どうだろうか。手に持っているのも長いが地面に横たわっているのはもっと長い。テレビのケーブルとか、ゴルフ場のホースとか、そういったものと見間違ってしまいそうだ。
これは何をしているところかというと、驚くなかれ「テークバックをしているところ」である。グリップは二箇所にセパレートされた「超スプリットハンド」。これだけ長いと重量もかなりありそう。果たして当たるのか!
それでは実際のスウィングの様子を見てみよう
もはやゴルフとはかけ離れた「別の何か」な感じもするが、これだけ長いものをある程度コントロールしてみせるあたりはさすがプロ。試行錯誤の果てに、28フィート1インチのクラブで59ヤードを飛ばすという、世界新記録を樹立して見せた。
メジャーでの優勝。プロ合格。夢の70台。コンペで優勝。100切り……ゴルファーの数だけかなえたい夢があるけれど、これは「世界記録」にとりつかれた男の話、でした。