2016年のPGAツアープレーオフ第2戦「ドイツバンク選手権」で、世界一のロブショットの名手であり、世界一のリカバリーショットの名手と言ってもいいフィル・ミケルソンがとんでもないショットを披露した。グリーン脇のラフ。残りは20ヤード。天高く舞い上がったボールの行方は……⁉︎

残り20ヤードから「フルショット」

グリーン脇のラフ、ピンまでは20ヤード

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打った! 思いっきり、フルスウィング

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目線にご注目。ほとんと真上を見上げている。それだけ高弾道ということだ

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真上からピン方向に落下したボールは……

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ピン脇に着弾! ここからほんのすこし転がって、さらに寄る。すごいよ!

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“逆アングル”からもう一度

前足上がりの傾斜なりにアドレスしている

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見てくださいこの“タメ”

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リーダーズボード上のボールに注目。ほぼ真上に向かって上昇しているのがわかる

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ズドンと着弾

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僕らアマチュアなら言うだろう。「オッケー!」と

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ミケルソンがこのショットを放ったのは予選落ちが確実となった2日目の最終ホール。その状況で、これだけ研ぎ澄まされたショットを打ってくるから、ミケルソンに僕らは魅了される。ミケルソンのショットは真似できないが、どんな一打でも絶対に手を抜かないこの姿勢は真似したいものである。

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(トップ写真は2010年のマスターズ3日目、18番ホールでのミケルソンのスーパーロブショット)