トリック・オア・トリート! の掛け声とともに、仮装した子どもたちが街を練り歩く。ハロウィンはここ数年で日本でも一気に定着した感があるが、その波がついにゴルフ界にも押し寄せた。2016年秋、キャロウェイから「ハロウィン仕様」のウェッジが登場。これがなかなか侮れない逸品でして……。
オバケはゴーマルもしくはゴーニー。カボチャはゴーロクもしくはゴッパチ
こちらのウェッジ、正式名称は「MD3ミルドゴールドニッケルハロウィンバージョンウェッジ」という。オバケのアプローチウェッジとカボチャのサンドの2本セット。ロフト構成は「50度・56度」と「52度・58度」の2パターン。
ちなみにサムズアップゴルフのオススメは断然「50・56(ゴーマル・ゴーロク)」のほうだ。普段「52・58(ゴーニー・ゴッパチ)」の人は、それぞれロフトが2度立つだけでショートゲームがこんなにラクになるのかと感動すること必至だ。理由はカンタン。ロフトが立つと、ボールが前に飛ぶからだ。なぜ前に飛ぶといいのかといえば、その分小さい振り幅で済むからだ。なぜ小さい振り幅がいいのかといえば、ミスが少なくなるからである。ゆえにサムズアップゴルフのオススメは「オバケ50度、カボチャ56度」だ。
いい顔プラス、いいソール。かわいいクマまで付いてくる
もちろん商品としては「イロモノ」ではなく、いたってマジメというか、グリーン周りでの不用意なミスを減らしてくれそうなウエッジだ。コースの妖精にお菓子ならぬスコアを巻き上げられないように、ハロウィンウェッジで寄せてみてはどうでしょう。2016年9月中旬発売。2本セットで価格は5万円+税。