松山英樹がニュードライバーを実戦投入した。なかなかドライバーをチェンジしないことで知られる松山だけに、このニュースは海外でも話題に。この写真のように、2008年発売の「ZR30」を長く使い続ける松山だが、どのモデルを選んだのか……?

その名は「スリクソン Z565」

これが「スリクソンZ565」。スリクソンのZシリーズの中で、なんと一番「やさしい」モデル。

松山がWGCブリヂストン招待で実戦投入したのは、2016年9月10日に発売となるスリクソンZ565。実は、2016年のWGCデルマッチプレーでZ765プロトタイプを実戦投入したものの、すぐに元の「ZR30」に戻したという経緯がある。ZR30は松山がプロ入り以来使い続ける2008年のモデルで、絶対的な「エース」だ。

松山は、感覚が狂うのを嫌って、自分が使用しているドライバー以外は振りたくないというほど繊細な感覚の持ち主だという。その松山がチェンジしたのだから、これはニュースにもなろうというもの。

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PGAツアーのギア担当も、新しいタイトリスト「917D」ドライバーの話題とともに、松山のクラブチェンジを報じている。ブリヂストン招待では、このドライバーを使用したことにより、ドライバーの正確性で27位タイ、スコアに対するドライバーの貢献度は29位だった(シーズン通しての成績は、2016年7月5日現在で、正確性100位、貢献度8位)。

Z565を上から見た図

全英オープンでも継続してZ565を使うのかどうかーー。松山のエースドライバー選びは、まだしばらく注目を集め続けそうだ。