タイトリストの大人気モデル「915」シリーズの後継機、「917」ドライバーがついにベールを脱いだ。2016年6月23日に初日を迎えるクイッケン・ローンズ・ナショナルからツアーでのテストが開始される最新モデルの画像を、USGA(米国ゴルフ協会)の公認ヘッドリストで発見したぞ!
こちらが917D2
画像を見る限りでは、915シリーズにも搭載されていたアクティブリコイルチャンネル(溝)がソール前方に。最大の特徴はソール後方の「スーパーフィットCG」なる機能だろう。これは、先だって登場したタイトリスト「C16」ドライバーにも搭載されているもの。これにより、重心をトウ側またはヒール側に移動することができる。かなり機能的モデルという印象だ。
そして917D3
917D3も、D2同様アクティブリコイルチャンネル、およびスーパーフィットCGが搭載されている模様。もちろん、両クラブともにいわゆるひとつの「カチャカチャ機能」、すなわちネック部分での調整機能もあるようだ。この画像からは判断しようがないが、もしかしたらC16に搭載された、グリップ部分の調整機能も搭載されるかもしれない(現状では、いずれもプロトタイプのようだ)。
クラウンのカラーはグレー? 905Rに似てる?
PGAツアーの公式サイトによれば、このドライバーのクラウンはグロッシーなメタリックグレーで、2006年発売の「905R」を思わせるという。上(クラウン)から見たら伝統的なタイトリストらしい顔(905Rはタイトリスト初の460CCモデルで、その意味では伝統的という言葉は当てはまらないかもしれないが)、下(ソール)から見たら高機能! という感じかも。
915シリーズの日本での発売開始は2014年11月と考えれば、2016年後半には917シリーズが日本でも発売されるかもしれない。いずれにしても、早く打ちたくて仕方ないドライバーの最右翼が登場したことは間違いない。