ジャスティン・ジョンソンの待望のメジャー初制覇で幕を閉じた2016年の全米オープン。開催コースの超難関コース、オークモントCCを象徴する「教会の椅子」と呼ばれる特徴的なバンカーに目を引かれたゴルファーも多いのではなかろうか。この「教会の椅子」を思わせるバンカーを有するコースに、東関道で行けるとしたら!?

その名は「チャーチ・ピューズ(教会の椅子)」

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そのコースとは、茨城県鹿嶋市にある鹿島の杜CC。百聞は一見にしかず。まずはその実景をご覧いただこう。

鹿島の杜CC9番ホール。そこにはまさに教会の椅子が!

写真は茨城県の鹿島の杜CC9番ホール。まさにオークモントCCを思わせる「教会の椅子」が、フェアウェイ左に口を開けて、ゴルファーたちを誘っている。ティショットを少し引っかかるとこのバンカーにつかまり、運悪く「椅子」部分にくっつこうものならボギーは必至だ。全米オープンでも、このバンカーに世界のトップが苦しんだが、このバンカーも同様に、ゴルファーを悩ませるハザードとして機能している。

鹿島の杜CCとオークモントCCの共通点はこれだけではない。もうひとつの共通点はその難易度。鹿島の杜CCのコースレートは全国最難関レベルの77.6。ちなみに全米オープンのオークモントのコースレートは77.8。互角! ダスティン・ジョンソンのプレーに胸を熱くしたみなさん、向かうは東関東自動車道「潮来インター」だ!

※2016年6月22日16時15分、誤字を修正しました