最近増加中の「電車ゴルフ派」の強い味方といえば、スマホの乗り換え案内アプリですよね。みなさんそれぞれ、いつも使うアプリがあると思います。しかし、実はアプリによってお勧めするルートが違ったりして、時には到着時間まで異なったりもするんです。ということで、どのアプリがいいか、渋谷駅から出発して、ゴルファーが多く利用する千葉県の五井駅に土曜日の7時半に到着する想定でテストしてみた!

エントリー1「乗換案内」

ジョルダン株式会社が提供する「乗換案内」というド直球な名を持つ乗り換え案内アプリ。 その検索結果は……

まずは地下鉄で錦糸町駅に行き、そこからJR総武快速線へ乗り換えた後、千葉駅で内房線へ乗り換える比較的乗り換えしやすいルートが案内された。

なお、筆者的には、Plusモードの途中駅情報表示機能がオススメ。途中駅のトイレやATM情報などが表示されるため、ゴルフ場に行く途中でトイレに行きたくなってもこの機能があれば初めて降りる駅でも探しまわらずに済みます(ただし有料)。

エントリー2「乗換NAVITIME」

CMでお馴染み、NAVITIMEの乗換案内アプリ。知名度抜群ですが、その検索結果は……?

おや? 渋谷駅より半蔵門線へ乗車するまでは同じでしたが、こちらは九段下駅で都営新宿線に乗り換えた後、馬喰横山駅で下車。その後なんと徒歩で馬喰町まで移動後、JR総武快速線に乗り千葉駅で内房線に乗り換えるというルートが案内されました。うーん、これはちょっと面倒じゃないかなぁ……。

乗り換え結果はともかく、このアプリ、筆者的にはカラーの路線図から出発地と目的地の設定ができる路線図機能がオススメ! 首都圏のみならず、北は札幌から南は福岡まで全国の中心となる都市周辺をしっかりとカバーしていたのが驚きです。

エントリー3「Yahoo!乗換案内」

皆さんご存知のYahoo!JAPANが提供する乗換案内アプリ。電車の他に路線バスや航空路線などもカバーしているすぐれもの。ジョルダン社の「乗換案内」に比べ機能は多くないですが、こちらはどの車両が階段に近いかなどの情報を表示してくれる乗車位置機能などの機能が無料で使用可能です! 運行情報等もこのアプリで確認することが可能なので急な電車遅延にも対応できそうです。

検索結果を見てみるとジョルダン社の乗換案内と同じルートで案内されました。やはりこのルートが乗換も少なく最短ルートのようです。

このアプリの筆者的オススメポイントは、乗車位置機能。電車でゴルフに行く際に荷物が多いと降りた駅で移動が大変ですが、そんな時にこの機能を使いあらかじめ降車駅の階段付近に止まる車両に乗っておけば移動も最小限にできます。

その都度使い分けもあり

このように比べてみると、乗換案内と入っても各社によって案内するルートが異なっていたり、様々な補助機能が用意されているわけです。どのアプリも無料で利用が可能になっていますのでまずは一通り利用してみてどれが自分に合うのか調べてみるのも面白いかもしれません。今回筆者が試したように複数のアプリで検索して自分がベストだと思うルートを採用するという「会議システム」を構築するのも楽しいかもしれませんよ!