欧州ツアー・アイルランドオープン最終日最終ホールで炸裂した
ラッセル・ノックスとの死闘に終止符を打ったのは、最終ホール、残り253ヤードのセカンドショットだった。3番ウッドを振りぬいた打球を60センチにつけると見事イーグルを奪い、勝利を決定づけたのだが、この一打が凄い、凄すぎる。何度もリピートしたくらなるくらい、見事な一打だ。
それは2014年の全米プロを思い出させる一打
2014年の全米プロ最終日10番ホール、残り281ヤードから2メートルに寄せてメジャーを2連覇を大きくたぐり寄せた一打を、今回のスーパーショットは思わせる。デイが頭一つ抜け出した感のある「最強」争い戦線に、マキロイが復帰してきた。
マキロイが勝ったのは「アイルランドオープンbyロリーファウンデーション」。すなわち、マキロイ自身のチャリティ財団が主催するトーナメント。マキロイは、今回得た賞金額66万6600ユーロ(日本円で約8200万円 ※2016年5月23日現在)の全額寄付も発表している。うーん、男前。
メジャー3戦とオリンピックが控える2016年のゴルフの夏。それはデイとマキロイの頂上決戦の夏となるかもしれない。