トーナメント中継などを観ていると、プロがグリーン上で下のイラストのような仕草をしているところをたまに見かける。あれってなんのためにやってるんだろう? まぶしいの? 分からないので、中井がプロに聞いてみた。
視界から錯覚を排除する
「グリーン上には、ゴルファーを錯覚させる傾斜が多数配置されています。それにより、上りのラインが下りに見えたり、曲がるラインが曲がらないように見えたりします。ロングパット時には大きな視野を持ったほうがいいのですが、入れ頃外し頃の距離が残った場合は、錯覚をもたらす余計な情報は排除したい。手で顔を覆って、『今から打つラインしか見えない』状態を、プロはつくるんです」
なるほどな~。ちょっとした仕草にも、スコアを守る意味がある。やっぱりプロってすごいですね。