2000年代前半、ゴルフ界の中心は疑う余地なくタイガー・ウッズだった。しかし、必ずしもタイガーだけが強かったわけではない。フィル・ミケルソン、ビジェイ・シン、そして今回取り上げるアーニー・エルスらがいて、そしてタイガーがいるという、それは図式であった。
なかでもアーニー・エルスは、そのゆったりとしたリズムがアマチュアの手本になるとされ、日本でもファンが多かった。2016年のマスターズでは初日1番ホールの「6パット」で不名誉なニュースを提供してしまったエルスが全英オープンに勝った、2002年のスウィングをご紹介。
ゆーったり振って、300ヤード。これぞ“ビッグイージー”
そのスウィングはビッグ・イージーと言われたエルス。非常にゆったりしたリズムで、映像で見るとゆっくり振っているように見えるが、こうして写真で見るとそのスウィングは力感十分。やっぱり、エルスは最高にカッコいいスウィンガーだ。